別行動初日

JUSCOMAN2006-12-30

とりあえず二人でロックフェラーセンターへ。朝の8時だというのに、もうスケートリンクにはたくさんの人達がスケートをしていた。(何時から滑りにきているんだろう?)
スケートリンクを眺めつつ、このビルの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」へ上った。朝ということもあり、昨日のエンパイアステートビルの時の様な行列も無く、あっという間に展望台へ行けた。曇りがちな天気ではあったが、なかなかの眺めだった。
その後セント・パトリック教会へ行く途中ラクダに遭遇!!マンハッタンのど真ん中にラクダ?どうやら、ペットらしいがこんな動物を飼うなんて、やっぱN.Yにはいろいろな人がいる。
教会へ到着し、そこでお互い別行動。ここはブランドショップやデパートが建ち並ぶ「5番街」の入口(東京の銀座みたいな所)。当然、嫁さんはお買物。午後はミュージカル「The Color Purple(カラー・パープル)」を見る予定とのこと。
自分はとりあえずハーレムへ向かった。ここからが撮影旅行の本番である。
安全になったといわれるハーレムだが、地下鉄の駅を出るとやはり黒人の多さに、今まで見てきたN.Yの街の様子とは違うと感じた。街を散策しながら被写体を探す。とりあえず、あまり怖そうな人は避けて撮影許可を求めるものの、ことごとく「No」と言われてしまった。理由までは聞けなかったが、何となく背景に人種問題が絡んでいてるような気がした。しかしだからといって、それでは話にならない!!最終手段でノーファインダー(カメラを覗かず、感覚だけで撮影すること)での撮影を敢行することにした。この方がむしろ自然な表情が撮れるので写真的には面白い。
街並みを撮影している感じでさりげなくカメラを肩から掛けて被写体を探す。歩きながら、時には交差点の角で待ちながらシャッターを切る。アジア人がでかい一眼レフカメラ抱えてハーレムにいるのだから、それだけで目立つのだが、周りの音でシャッター音はかき消され、レンズの向けられている人達には自分が撮られていることは気づかれない。おかげで雰囲気のある自然な表情をたくさん撮ることができた。そんな中、1人だけ「俺を撮れ」という中年の黒人がいた。何となく胡散臭い感じがしたので、本当に撮っていいのか?と確認した。「Shure」と言うので数カット撮ると、案の定チップを要求された。実際何て言っているのか完全に理解できた訳ではないが、英語が分からないと言いそそくさとその場を去った。正直ちょっと怖かった(^_^;)

ハーレムの次にグランド・セントラル駅へ向かった。N.Yを舞台にした映画ではよく出てくる場所の一つで、有名な映画だと「アルマゲドン」で隕石がこの駅を直撃するシーンがある。毎日50万人が利用するアメリカ最大の駅ということで、スナップ写真の被写体には事欠かない場所である。
気が付けばお昼をとっくに過ぎて14時になっていた。適当に近くのマックへ。昨夜も吉野家、今朝もスタバで昼もマック… N.Yまで来て何食ってんだか!?

次にブルックリン・ブリッジへ。橋越しに見えるマンハッタンの景色を撮りたかったので、マンハッタン側から橋を渡ることにした。キラキラ光る水面の向こうに見える自由の女神や、隣のマンハッタン・ブリッジ。そしてこの橋の重厚な石造りの建築と優雅なワイヤーワークが見事。あちこち目移りしている間に太陽がだいぶ西に傾いていた。慌てて橋を渡りきりブルックリン・ブリッジ・パークへ走った。(そういえばタイに行った時も夕日の写真で走ったなぁ)
日は沈んでしまったものの、夕焼けに染まる空をバックにした自由の女神や、マンハッタン。ブリッジを撮る事ができた。

19時にホテルへ戻り嫁さんと合流。再び20時からミュージカル「MAMMA MIA!(マンマ・ミーア)」を見に行った。アバのヒットソング22曲が組み込まれ、コメディータッチのミュージカルで面白かった。