EOS 5D MarkIII

JUSCOMAN2012-03-02

CP+から1ヵ月足らずでキャノンからEOS 5D MarkIIIが発表された。
現行モデルの5D MarkIIから3年5カ月。
ようやく待ちに待った新型登場。
 
ようやくと言うべきか。
変更して欲しかったところがイイ感じで改善されてきている。
 
まずはAFがEOS-1DXと同等のAFシステムを採用してきている。
61点のフォーカスエリアを持ち、クロス測距点は最大41点で、うち中央5点はデュアルクロス。
EOS 5D Mark IIの測距点は、9点(+アシスト6点、中央のみクロス)だったことを考えると、かなり嬉しい改良である。
 
メディアスロットはCFとSDメモリーカードのデュアルスロットを採用。
今までCFカード1枚だけだったので、万が一が心配だったが、これでかなり不安が解消される。
 
ファインダー視野率100%や、6コマ/秒の連写になった点も嬉しい。
 
ボタンの操作系が7Dに似たレイアウトになっているため、ライブビューや動画撮影の切り替えも使いやすそうな感じ。
 
確実に5D MarkIIから機能、操作性などアップしている感じはするが、
約3年半経ってのモデルチェンジのわりに、おとなしめの改良で、価格がアップしている点が残念。
100万画素くらいしか増えていないのだから、せめて価格据え置きくらいにしてほしかった。
 
それに、ニコンのD800の発表を受けて慌ててリリースを早めた感は否めない。
 
絶対買いのカメラだけど、半年くらい様子を見てから購入しようかな?
初期トラブル出そうだし…