PX-5V

発売前から予約しておいたEPSONの新型A3サイズプリンタ『PX-5V』が到着しました!!

 
デジタル写真を始めてから私はずっとプリンタはEPSON派。
A3サイズプリンタはPM-4000PX→PX-G5000→PX-5500→PX-5600そして今回PX-5Vと経てきた。

 
今回プリンタ、インク構成はPX-5600と同じなのだが、印刷の絵的には若干PX-5600より落ち着いた風合いになった感じで、個人的には好きな色だった。
印刷時の作動音もかなり静かになり、振動も少ない。
それから、ようやくフォトブラックとマットブラックの2つのインクカートリッジが同時装着できるようになったのが嬉しい!!
 
しかし実際に使ってみると、これがちょっと期待外れだった。
というのも、使う前のイメージとしてはフォトブラックでの光沢紙印刷と、マットブラックでのマット紙印刷がスムーズに切り替えできると期待していたのだが、実際はフォトブラックとマットブラックのインクをプリンタ内で切り替えなければならなかったのだ。
つまり結局は、印刷用紙に合わせてブラックインクを手動で切り替えるか、パソコンでの操作で切り替えるかの違い。
ブラック用のノズルをフォトブラック用とマットブラック用と2つ設ける事ができなかったのか?と思ってしまう。
しかも今回からインクカートリッジが大容量化され、インクの持ちが良くなったはずなのだが、ブラックインクの切り替えを繰り返すと、当然ながら印刷していなくてもインクの減りが早くなってしまう。
どういう事かというと、フォトブラックからマットブラックに切り替える時に、ノズルやインク供給の管に残っているフォトブラックは排出されて、そこに新たにマットブラックが注入される。
これを繰り返すことで、印刷していなくても切り替え作業だけで、無駄なインクが使われインクカートリッジのインクはどんどん減っていくのだ。
実際に使った感じとしては、インクカートリッジが大きくなったワリに今までのPX-5600よりインクの減りが早い気がする。
 
買って早々こんな事を書くのは何だが、PX-5600を使い続けていた方が良かった気がする…
「今までのPX-5600はどうしたのか?」って?
ヤフオクで売ってしまいました(泣)