亡霊

夏だからって怪談話じゃないよ。
今年のはじめ頃、あるお客さんとのトラブル(d:id:JUSCOMAN:20070110)から「もうオマエとの取引は一切しない!」と啖呵切られて、付き合いが切れてしまった。
しかし半年も経たず今日になってそのお客さんから電話があり、商談することになった。
本音をいえば取引が無くなってちょっとホッとしていたから、まさに亡霊が現れた感じ。
今までそのお客さんの件でどれだけ苦労してきた事か…。前回のトラブルだって本人の勝手な思い込みでこうなったワケで、オイラからすれば悔しい思いはしたが「それなら勝手にしてくれ!こっちは悪い事はしていないんだから!」と言いたいくらいだった。
で、夕方に訪問し商談。
ウチの商品は予算的にかなりオーバー。(ワザと高くした訳ではない)
しかし、他にもいくつか検討している他社商品があるようで、ウチの商品の特徴を説明しつつ他社製品をさり気なくプッシュ!(できることなら他から買ってもらいたいからね)
だけど予算抜きで選ぶならウチの商品が一番良いらしい(泣)
営業として、普通ならこれほどオイシイ話はないのだが「ホント頼むから他の商品にしてくれ!」
さらに困った事に、実はこのお客さんオイラの『○○計画』(d:id:JUSCOMAN:20070627)において、あまり嫌われたくない相手。
(ある意味すでに嫌われていたワケだが)取引が無くなり“ほとぼり”が冷めればそれ程問題はなかったが、ここでまた付き合いが復活してしまうことは将来的にあまり望ましくないのだ。
とにかく最終的にどうしてもウチの商品を買うって話になったら、断る理由も無いし、仕事は仕事としてちゃんとこなすつもり。しかし、そうなったらまたトラブルが起こることは必至だろう。
縁があるというより、とり憑かれた感じだな。