2本立て

エスパルス・ドリームプラザ内にある、MOVIX清水へ「硫黄島からの手紙」&「ドリームガールズ」を見てきた。
硫黄島からの手紙」は今さらながらの感じもしたが、やはり劇場で見たかった作品。クリント・イーストウッドの監督作『ミリオンダラー・ベイビー』が良かったから期待していたが、この映画も大満足の映画だった。面白かったのが、二宮和也扮する西郷という兵隊のキャラクター。当時彼のような兵隊がいたかわからないが、現代的なセリフまわしは、やはりハリウッド映画って感じ、しかしそれが映画の中の世界を身近に感じさせてくれた。二宮和也の演技もとても自然体で「ハリウッド映画だから…」という変な力みもなく、役者としての素質の高さが伺える。それから、映像の淡い(彩度が低い)感じがとってもいい雰囲気だった。
ドリームガールズ」も今話題の作品。ミュージカルを見ている感じで、思わず映画の途中で何度か拍手をしてしまいそうになる。N.Yへ行ってきた時の「MAMMA MIA!(マンマ・ミーア)」を思い出す感じだった。ビヨンセの歌も素晴らしく、来日コンサートにちょっと行ってみたくなった。
折しも今日は第79回アカデミー賞の授賞式!日本で注目されていた助演女優賞はエフィー役のジェニファー・ハドソンが受賞したが、うん!確かに存在感が凄かった。納得!でも彼女、インパルスの堤下に似ているなぁ。
作品賞は『ディパーテッド』ということだったのが意外。映画は見ていないから何とも言えないが、あの予告だけ見ていると“ありがち”な映画だと思っていたから、機会があれば見てみよう。