新兵器

デジタル一眼レフカメラはホコリに弱い。
どういうことかと言えば、レンズ交換時にカメラ内にホコリが入り、映像素子センサー(CCDやCMOSなど)に付着してしまう。そうすると、何枚撮っても同じところにホコリの影が写り込んでしまうからである。だからセンサー部分の定期的な清掃をしなければならないが、メーカーのサービスセンターへ地方の人間がそうそう行くことはできない。そのため、様々なセンサークリーニングキットが売られているが、なかなかこれだ!!という物が無かった。
ニコン「クリーニングキットプロ」は使いこなしに、相当な熟練さを必要とする。まさにプロの掃除人仕様であるため、一般向けではない。
キャノンからも「SCK-E1」というクリーニングキットが発売されているが、キャノンのサービスセンターでしか入手できない。ニコンの物よりは簡単だが清掃時間がそれなりにかかり、場合によっては掃除途中にまたホコリが入ってしまう。またスタンプの様な器具でホコリを取るのだが、強く押しすぎるとセンサーの破損やピント精度が落ちる可能性があり、それらは自己責任になる。
しかし、今回「DD Pro」という物が発売になった。小型の掃除機みたいな物でホコリを取るしくみであるため、今までの物に比べリスクは少ないと思われる。発売前の予約をしていたので、それが今日届いた。早速使いたかったのだが、単4電池が家に無かった…(泣)  明日買ってきて試してみようと思う。